有名な「黄金比」。
インテリアやデザインなどを勉強したことのある人ならご存知ですよね。
人が一番しっくりくる、「きれいだな」と感じる比率のことです。
正確には、複雑な方程式にはなってますが、
(円周率のように、エンドレスな数字です)
1:1.6
と簡単に覚えておけばOK!
そしてこの黄金比、
言葉を初めて聞いた人も、実は、
日常目にするもの、たくさんのものに用いられているのです✨
縦と横の比率が1:1.618の黄金比となっている「黄金長方形」
こんなバランスの長方形です。
実は、誰もが知っている、
アップルのリンゴのロゴ、Googleのロゴ、
は、黄金比を元に作られているんですよ。
また、名刺やキャッシュカードなども黄金比です。
なので、オーダー家具などをデザインする際、
どんな縦横バランスにしようかと迷った時は
この黄金比を思い出して決めると、
落ち着く感じに納まるのです。
そしてこれを利用したのが
インテリア配色の黄金比!
インテリアを考える際、よくあるパターンとして、多くみかけるのが、
「あれもこれもやりたい!!」
えぇ、その気持ち、とってもよく分かります!!
そして、そう思うのはしょうがないのですが、
好みのものばかり、ひとつの空間に、あれも、これも、と盛り込みすぎると・・・・・
出来上がった時、
・・・ごちゃごちゃして、なんか落ち着かない・・・
となることも💦
そこでこの黄金比!
インテリア配色の黄金比は、
7 : 2.5 : 0.5
ベースカラー:アソートカラー:アクセントカラー
ベースカラーは、主に床・壁・天井。
アソートカラーは家具やカーテン、
そして一番少ないアクセントカラーは、クッションや小物などで取り入れる位がちょうどよい感じです。
例えば、わかりやすい実例として、こちら。
7(ブルー):2.5(ホワイト):0.5(グリーン)
そして、こちらは。
7(ホワイト):ナチュラル(2.5):濃茶(0.5)
といったところでしょうか。
そして、こちらの場合だと、
7(グレー):2.5(ナチュラル):ホワイト
ですが、無彩色多めなので、ホワイトの割合は少し多い感じ、というところでしょうか。
ベースカラーで7割持ってくるのが難しいことも多々あります。
その時は、カーテンなどのアソートカラーをベースカラーににして
バランスを取ったり。
また、例えば壁に色を持ってきたい・・
そんな時は、25%程度にすることが落ち着くバランスです。
どの面にアクセントクロスを貼ろうか、など考える時にも
役立ちます!
モデルルームとかでなく、実際お客様が住まう住居であれば、
生活で物が増えてくるものです。
お客様の住まい方にもよりますが、
アクセントカラーはクッション程度にしておいて
多く取り入れないほうが、住んでからもきれいに暮らせるものです。
そして、
黄金比のこの比率を守れば、
「センスのある部屋!!」
ってなるんですよ♡
と説明すれば
お部屋もきれいにまとまります
仕事だけでなく、ぜひ、実際の自分のお家などでも実践して
効果を実感してみてくださいね♪
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